【書評】文章力の上達におすすめの本の紹介
こんにちは
今回は文章力の上達におすすめの本の紹介をします
紹介する本は「新しい文章力の教室」です
新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング できるビジネスシリーズ
- 作者: 唐木元
- 出版社/メーカー: インプレス
- 発売日: 2015/08/07
- メディア: Kindle版
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8月からブログを立ち上げ記事を作成していますが自分の文章力の低さが否めません
ブログ記事に高度な文章力は必要ないですが気になってしまうものです
そこで、自分の書いた記事が読みやすいようにしたいと思いこの本を購入しました
本の内容や感想について述べていきます
目次
概要
本のページ数は206ページです。
難しい言葉は使われておらず初心者でも簡単に読めると思います
私も3時間ほどで完読することができました
この本ではダメな文章をまず例として挙げます
そして、ナタリ式の文章で修正することで正しい文章力について説明しています
自分の文章の間違いは気づきにくいものです
本を通じて指摘されることで文章の間違いをいくつも気づかされました
概要は下の通りです。
「書けないカギは書く前にあり」。毎月3,000本以上の記事を配信し続けるカルチャーニュースサイト「ナタリー」で実践されている文章の書き方を、一般向けに解説する初めての書籍です。通称「唐木ゼミ」と呼ばれる社内勉強会で新人育成を担当する著者が、「悩まず書くためにプラモデルを準備する」「事実・ロジック・言葉づかいの順に積み上げる」など独特の概念を通じて、文章を構造的に書くための方法をわかりやすく教えます。文章の具体的な改善ポイントも解説。企画書、報告書、レポート、ブログ、SNSなどあらゆる文章に有効です。
引用 アマゾン
続いて内容について
内容
本の構成は5章から構成されています
全てを説明していると長文になりますので、
各章ごとに良かったと思うに内容について紹介していきます
第1章 書く前に準備する
1章では文章を書く前の準備について説明しています
「良い文章=完読される文章」と定義づけています
そして完読される文章にするには下記の2点が大事だと述べています
・事実、ロジック、言葉づかいの3層構造を意識して文章を作成すること
・「テーマ」を決める その後「なにを」、「どれから」、「どれくらい」書くかを考えること
始めに書く内容を決めてしまえば後は手を動かすだけということですね
私は文章を書くのに時間がかかっているので1記事30分を目指してがんばろうと思います
第2章 読み返して直す
続いて推敲の仕方についてです
文章を書いた後は推敲して文章を訂正することが大事です
推敲する際には下記の2点に気をつけるべきと述べています
・「意味」、「字面」、「語呂」を意識して読み直す
・重複をチェックを行う
完成し終わった文章一度読み返してみて
「同じことばかり言っている」、「読んでてテンポがわるい」
と感じれば直す必要がありますね
私は文章を作成し終えた後推敲はほとんどしてませんでした
今後は読みやすい文章を目指して推敲します
第3章 もっと明快に
3章では「読者の負担を取り除いてもっと伝わる文章にする」ことを説明しています
文章は適切な長さで書くことが大事と述べています
しかし、初心者の方の文章は長くなるため文章を削る必要があります
たとえば伝聞表現です
「~と考えられる」、「~といわれている」→「~だ」
と断定表現にすることで文章を削ることができます
他にも色々なテクニックが紹介されています
第4章 もっとスムーズに
4章は「丁寧な文章」について
著者は「スピード感のある文章」=「良い文章」を否定してます
大事なのは適切なスピード感の文章にすること
スピード感がありすぎても読み手は読むのに苦労します
逆にスピード感がなくても読むのに疲れてしまいます
適切なスピード感って大事ですね
第5章 読んでもらう工夫
5章では読まれる文章になるためのテクニックを紹介している
私が気にいった点は
•具体的なエピソードについて書くこと
•客観的視点からの意見を言うこと
です
ブログの体験談などは主観的意見を書くほうがいいと私は思っていましたので反省します
他にも細かいテクニックが記載していました
まとめ
「完読される文章」を目的に、様々な文章力上達のテクニックを紹介していました
ブロガー等の日常的に文章を書く方にはおすすめの本です
この一冊を網羅することで文章力は上達すると思います
私自身文章力はまだまだなのでこの本を読み返して上達してくつもりです
今日はここまで